2009年8月11日(火)、10名の小学生(3年生~6年生)が蜂場体験に参加するため、会津若松市にある「松本養蜂総本場 柳原蜂場」を訪れました。
ミツバチの巣箱を観察するのは、私たちスタッフを含めて全員が初めて。
まずは養蜂家必須アイテム「面布」を被って準備を整えます。
次に、「ミツバチが近づいて来ても騒いだり、追い払ったりしてはいけない」こと、「巣箱の出入り口付近に立たない」こと、といった注意事項を聞いた後、巣箱に近づいていよいよ観察が始まりました。
巣箱のふたを開けると、中にいたたくさんのミツバチたちが一斉に飛びまわります。
みつばちおばさんが、巣を取り出して、女王バチと働きバチ、メスとオスのハチについて、またハナバチと狩りバチについて詳しく説明してくれました。
その間中、ハチたちが目の前をブンブンと飛び回るので、子どもたちは(私もですが)緊張した面持ちで、じっと突っ立ったままお話を聞いていました。
5年生以上の子どもたちは、国語の教科書に載っている「サクソウとトラマルハナバチ」で、ハナバチについて学習しているので、今回の観察を通してそれらの知識がより深まったのではないかと期待しています。
観察の途中、巣の中の出来たてホヤホヤの蜂蜜をその場でいただきました。
その際、自分の指をハチの巣の中に入れなければならないのですが、子どもたちは恐る恐る指を巣の中に入れていました。
蜂蜜はあったかくて、とてもおいしかったです。働きバチさん、ありがとう!
このツアーのおもしろいところは、「利き酒」ならぬ「利き蜜」が出来るところです。
ハリエンジュやレンゲ、ボダイジュ、栗、蕎麦など十数種類の蜂蜜をそれぞれ食べ比べながら、その違いについて話を聞くことができました。
楽しく有意義な時間を過ごすことができた上に、最後にはお土産までいただき、子どもたちも(私も)大満足でした。
この蜂場体験は今回が初めての企画でしたが、私個人的には、とても楽しく勉強になったツアーで、また企画したいと思いました。
参加したお子さまたちにはいかがだったでしょうか。
ミツバチ蜂場体験を終えた私たちは会津若松市をあとにしました。
途中、休憩を兼ねて猪苗代湖に立ち寄った際、「足だけ入ってもいい?」という子どもたち。
それを許可してしまったが最後、
終いには、全身浸かって完全に湖水浴をしていました。
水を見ると、すぐに泳ぎたくなるようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿