高遠城址公園からバスで数分走ったところに「伊那市民俗資料館」はありました。
こじんまりとした建物の中に入ると、古い道具などがぎっしりと並んでおり、子どもたちは実際にそれらの古い道具を手に取って、触ったり試したりすることができました。
古いミシンやオルガン、そしてソロバンを弾いたりしていました。
次に、隣の建物に移動しました。
そこは、現在公開中の映画「ALWAYS 三丁目の夕日 '64]」のロケ地になった「長野県宝"旧馬島家住宅」でした。
スタッフの方が一緒に回ってくださり、当時の様子や住宅内部について詳しく説明してくださいました。
さて、民俗資料館ではただいま『企画展 ひな人形展』を開催していますが、そのひな人形に関する問題です。
Q. 下に江戸時代、明治時代、昭和時代、平成時代のひな人形の写真がありますが、昭和時代だけ、お内裏様とお雛様の座る位置が他と異なっています(お内裏様が向かって左側、お雛様が右側)
これは間違っているわけでなく、ある理由があってその位置に座っているのですが、それではその理由とは何でしょうか?
答えはこの記事の一番下にあります。
(江戸時代)
(明治時代)
(昭和時代)
(平成時代)
見学が終わった時はもうお昼前で、子どもたちもお腹がかなり空いてきていました。
私たちはローメンと並んで伊那市の名物である「ソースかつ丼」を食べに、予約していた「白樺」というお店へ向かいました。
約30人の団体を受け入れてくれるソースかつ丼屋さんは少なく、実はここ以外に見つからなかったのですが、白樺さんは快く対応してくださいました。
独特な甘辛いソースで、子どもたちには大変評判よかったようです。
食事の後、私たちは「みはらしファーム」へと向かいました。
【文中の質問に対する答え】
A. 昭和時代のお内裏様とお雛様の座る位置が他と異なるのは、昭和天皇が即位するとき、そのように座ったからなんだそうです。
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