2011年12月30日金曜日

まなそびプレックスのコンセプト(再考)

まなそびプレックスが運営を開始したのは2009年7月4日であり、オープンの目的や施設のコンセプトは、このたびの震災とは全く関係ありません。

震災後、放射線の問題が深刻になってから、郡山市内においてもまなそびプレックスのような室内で遊べる施設が増えてまいりました。

郡山市内に限って言うと、最近オープンした主なものとして次のような施設があります。
郡山市元気な遊びの広場 PEP Kids Koriyama(運営:郡山市)
ふくしまインドアパーク(運営:NPO法人フローレンス)

屋外の公園などでの遊びが制限される現状において、こうした動きはとても喜ばしいことであり、私たちもそれらのオープンを心から歓迎いたしております。

しかしながら、まなそびプレックスは市からの援助を全く受けていない民間の施設であり、ご来店される皆様からの使用料で運営しております。
したがって、そうしたお客様のために、そして私たちの目的を達成するために、よりよい施設であり続けなければなりません。

これからの運営を考えていくうえでは、どうしても市とは異なるオリジナリティや便宜性を追求していき、常に進化していかなければなりません。

まなそびプレックスは、上記2つの施設のように、「屋外で遊べないから室内で遊べる場所を」といった目的で設立されたものではなく、「"まなぶ"ためにはどのような"あそび"が必要なのか」、「どのような"あそび"が"まなび"を促進させるのか」といった観点から設立し運営いたしております。

そうした意味では、遊びや運動を中心に考えた上記2施設とは全く異なるものと言えるでしょう。

今後はさらに、そうした点を強調しながら、どのような施設であることが私たちの目的を達成でき、お客様に喜んでいただけるのかを考えていきたいと思います。

まなそびプレックスは2012年もまた進化し続けていきますので、皆様にはこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

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