「三鷹の森ジブリ美術館」訪問記

前々から気になっていた「三鷹の森 ジブリ美術館」。

2010年4月2日（金）、ついに行って参りました！


（出発直後のバスの中の様子）

購入したチケットの入場開始時刻が正午でしたから、途中、昼食をとる時間を考えると、当日の朝は7時半には出発しなければなりませんでした。

保護者の皆さまには、朝早くにお弁当を作っていただき、まことにありがとうございました。

子どもたちは、東北自動車道･蓮田SAで早めの昼食をとりました。
平日のサービスエリアは比較的空いていたので、テーブルを使ってゆっくり食事することができました。







ようやく、ジブリに到着。


（入場前に記念撮影）

子どもたちは、長旅の疲れを微塵も見せずに、元気よく館内へと入っていきました。

「撮影禁止」だったため、残念ながら館内で撮った写真は1つもありません。

「館内全体が美術館」とうたっている通り、建物そのものが細部にわたりとても魅力的なものでした。常設展示ばかりではなく、螺旋階段に絡まるツタや、階段の踊り場の壁にひっそりと飾られた置き物、トイレの洗面台や水道の蛇口に至るまで、細工の一つ一つにこだわりを感じました。

螺旋階段を屋上に向かって上がっていくと、『天空の城ラピュタ』に登場する「ロボット兵」が等身大で構えています。今にもその腕が動いて、小さな花を一輪差し出してくれそうです。子どもたちは、近くまで行って、じっと見上げていました。

おやつは、館内のカフェ「麦わらぼうし」でいただきました。ちいさなカフェなので、小グループに別れ、シフォンケーキ、ババロア、ホットドックなどをいただきました。思った以上に待たされることなく(長くても20分程度)テーブルに案内していただけたので、ありがたかったです。

時間はあっという間に過ぎるもの。もう帰らなくてはいけません。名残惜しみながら、整列し、美術館をあとにしました。


（鑑賞後の写真）

美術館から出てきた多くの子どもたちから、「たのしかった～」という声が聞かれ、みんなとても満足した様子でした。

帰りのバスの中でもジブリの話や購入したお土産の話をず～っとしている子もいたようです。

ところで、帰りのバスの中では、"いわき"の時の"アクアマリン･クイズ、"岩手キャンプ"の時の"賢治クイズ"に続き、恒例となったクイズ大会（ジブリ･クイズ）が行われました。

クイズに正解すると、スタッフが美術館で購入した「ポストカード」がもらえるとあって、子どもたちの顔は真剣そのもの。
みんな、勢いよく手を挙げて答えていました。

今回のクイズに残念ながら答えられなかった皆さん、また次回がんばってください。

このフィールドトリップの前日に、桜満開宣言が出されていた東京でしたが、当日は「春の嵐」で、強風により各交通機関が大幅に乱れたニュースをご覧になった保護者さまも多かったことと思います。そして、さぞご心配なさったことでしょう。

確かに、帰りの高速道路では横風が強く、時折バスが揺れることもありましたが、現地ではそれほど強い風に煽られることもなく、雨にやられることもなく、東北から上京した私たちにはあまり寒さを感じることもなく、むしろとても快適に楽しい時間を過ごすことができました。

これもきっと、皆さんの日頃の行いが良いからでしょう。

子どもたちがとても喜んでくれた様子だったので、私たちも本当に嬉しく思います。長い一日、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。


[保護者さまへ]
バスの到着時間が予定よりずいぶん遅れてしまい、ご迷惑をお掛けしてしましたこと、大変申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。