2008年10月12・13日の2日間、「まなびピア2008」の参加事業である「ふくしま地球市民フェスティバル2008」に参加させていただきました。
正確に言えば、参加したのはYPKであってFungreeではなかったのですが、その出展内容は「Fungree的な要素を多く含んだものとなりました。
「ふくしま地球市民フェスティバル」ですから、国際協力や国際理解、国際交流といったものと無関係であってはいけません。
ブース内のボードには、英語イマージョンという第二言語習得法を採用しているYPKの子どもたちの作品やクラスの様子を紹介しました。
そして以下のような活動スペースを設置し、海外の玩具などで自由に遊べるようにして、スタッフが英語で話しかけるよう心がけました。
■アクティビティ スペース
「サイバーホイール」で子どもたちが体を使って遊べるスペース。
たくさんの子どもたちがここを訪れるであろうと予想し、「一回二往復」というルールを決めて遊ぶことにしました。「転がりながら笑い、笑いながら転がり・・・・」、子どもたちには大人気でした。
■絵本コーナー
YPKで特に人気のある絵本を選んでもっていきました。
幼児たちが絵本を見ていると、ジーナ先生がすーっと近くへ寄って行き、絵本の読み聞かせをしてあげると、真剣にそれを聞く子も少なくはありませんでした。
英語にあまり親しみのない子たちに「はい、絵本を読むから座って!」と始めるのではなく、無理強いすることなく、自然と子どもたちの中に入っていって読んであげることで、子どもたちもその絵本の世界にスーっと入って行けたのではないでしょうか。
■ブロック・スペース
レゴブロックやカラフルギアが置かれたこの場所では、真剣に何かを作る子どもたちの姿が見られました。「もう帰ろう」という保護者さまの誘いに、「いやだ!」という反応。いっぱい遊んでくれて嬉しいような、保護者さまの気持ちを考えると・・・・複雑な心境でした。
■パズル スペース
このスペースには、生息する動物が分かるワールドマップのジグソーパズルやマグネットモザイクが置かれました。
■クラフト & ビーズ コーナー
13日に登場したこれらのコーナーでは、松ぼっくりを使ったクリスマスツリーづくりやビーズの国旗づくりなどが行われました。
■クレーンゲーム
ただアメを配るだけでは面白くない、ということで、無料のクレーンゲームを設置しました。単なるおまけで置いたつもりだったのですが、これが以外にも人気となってしまい、常に数名の子どもたちがそのゲーム機の周りを囲んでいる状態になってしまいました。
もしかすると、周囲からは「YPKのブースには、子どもが好きそうな玩具ばかり置いてあるだけではないか」といった感想を持たれたかもしれません。
私たちといたしましては、展示する玩具は、できるだけ海外発のそれ(玩具もその発明された国の文化に多大な影響を受けているはずです)であることを心がけました。そしてさらに、私たちのブースの中では英語で子どもに話しかけるということにも心がけました。
そして何よりも、子ども自身が夢中になれるものを通して、英語で自然に語りかえることを大切にするYPKの考え方がそこにはあったのです。
こうしたワイズの基本的な考えをもとに、このフェスティバルでは大人(スタッフ)が子どもといっしょに(もしくはそれ以上に)はしゃぎ回って遊んだかもしれません。
2日間、本当に楽しい時間を過ごさていただき、貴重な経験を得ることができました。私たちは、このフェスティバルに参加させていただけたことを心から感謝するとともに、またいつか機会があれば、このような場で子どもたちと一緒に、いや彼ら以上に楽しみたいと思っています。
私たちのブースに足をお運びくださった多くの皆さま、本当にありがとうございました。
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